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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2001年11月15日号より

経営課題と併せて学習・実践(宮城)


 10月29日東京で開かれた中同協・金融アセスメント法推進会議における宮城同友会若松事務局長の活動報告を紹介します。 経営指針づくりに参加する際に決算書を提出してもらっていますが、それを見ると経営が悪化している企業が急激に増えていることがわかります。緊急の課題である(1)財務の改善に取り組むこと、(2)中期的な見通しを持って人づくりに取り組むこと、この2点を強化しないとますます追い込まれていくということを宮城同友会では戒めあっています。
 金融アセスの署名は、2万名の目標を掲げて推進してきましたが、本日(10月29日)現在2万5297名集まりました。これまで協力していただいた会員は370名になります。
 6月の東日本地区同友会代表者会議での、東京同友会三宅政策委員長の報告に啓発されて署名運動に取り組みはじめました。その後立教大学の山口義行教授を招いて勉強し、これまであまり貸し渋りや貸しはがしのなかった地銀や信金も今後はそうせざるをえなくなるということの理解が広がりました。特に会員の疑問を丁寧に解決しながら、「こういう経営状態ではもう金融機関から相手にされなくなるよ」と各社の経営課題と併せての学習を重視してきました。
 ある会員企業(クリーニング業)では、社員が署名運動に協力し、店のカウンターに署名用紙を置いたり、洗濯物の集配をしながらお客さまにお願いして1000名以上集めました。また3回行った街頭署名では、「雇用を守り、地域経済を活性化させる署名です」とわかりやすく呼びかけて、1630名の署名を集めることができました。
 当初の目標2万名は達成しましたが、さらに高い目標を持って取り組みたいと考えています。

 

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