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各地の動き

「中小企業家しんぶん」2003年 2月15日号より

望ましい金融環境を共に
信用金庫協会と共催でシンポ【東京】


 東京同友会は2月5日、東京都信用金庫協会と共催で金融シンポジウムを開催し、170名が出席しました(3月15日号で詳報)。 当日は、中同協・金融アセスメント法推進会議に参加した各同友会の役員も合流。パネリストの発言にたびたび拍手が巻き起こるなど、熱のこもったシンポジウムとなりました。

 第1部では、山口義行立教大学教授が講演。経営者は、金融機関の状況を理解し、戦略的自己表現力と革新力を身につけなければならないと強調。金融アセスメント法で地域を元気にしようと呼びかけました。

 第2部は、「これからの地域金融は俺たちにまかせろ」と題し、三宅一男氏(東京同友会副代表理事)をコーディネーターにパネル討論(=写真)。冒頭、由里宗之中京大学教授が、アメリカのリレーションシップバンキングを紹介しながら、地域金融のあり方について問題提起。その後、パネリストの山口教授、大神田忠弘多摩中央信用金庫常務理事、田山謙堂(株)千代田エネルギー会長と、金融機関の公共性や企業の社会的責任、などについて論議が展開されました。

 最後に、井上東京同友会代表理事は、「貸し手と借り手が一堂に会して意見交換し、問題点と打開の展望が浮きぼりになった。共に望ましい金融環境をつくっていきましょう」と結びました。

 

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