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シリーズ「どうする政策金融 Q&A」

Q1 公的金融の資金の入り口である郵政民営化が決まり、資金の出口を改めないと公的金融改革は完結しないといわれ、その大きな出口が政策金融であるとされていますが?

たしかにそういう言い方がよくされますが、実は政策金融は「大きな出口」ではないんです。政府系金融機関(住宅金融公庫を除く)の財投・簡保からの借入残高は32兆円程度で、これは350兆円といわれる郵貯簡保資金の1割に満たない金額です。

52兆円の借り入れをしている住宅金融公庫を入れるとたしかに「大きな出口」ということになるんですが、住宅金融公庫はすでに廃止が決まっていて今回の「改革」の対象にはなっていません。住宅公庫の廃止で、「大きな出口」論はすでに根拠を失っているといえます。

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