【15.10.06】DOR113号(2015年7~9月期景況調査)速報を発表

明・暗まだら模様、先行き楽観を許さず

 足下の業況を示す業況水準DI(「良い」-「悪い」割合)は△2→2と改善した。2期連続の改善であり、消費増税不況から脱する動きがある。しかし「販売価格が今後下がるとみる企業が増えており、脱デフレの動きにブレーキがかかる可能性が出てきた(日本経済新聞10月2日付)」とあるようにデフレ脱却は見えないうえ、世界経済の減速をうけて8月には日経平均株価が2万円台から1万7千円台へと急落するなど景気は明らかに影が差している。製造業の景況感が低迷するなど、業種ごとのバラつきも大きい。したがって景気が回復基調にあるとは言い難く、先行き不透明感が拭えない。(概要一部抜粋)

DOR113号速報の詳細は調査・研究のページをご覧下さい。
 http://www.doyu.jp/research/dor/2015/newsflash113.html