【21.10.06】DOR138号(2021年7~9月期景況調査)速報を発表しました

 業況判断DI(「好転」-「悪化」割合)は11→△4、足元の景況を示す業況水準DI(「良い」-「悪い」割合)は△5→△12、売上高DI(「増加」-「減少」割合)は12→2、経常利益DI(「増加」-「減 少」割合) は11→△3と、前回改善した主要指標は再び悪化した。経営上の問題点では、建設業で「仕入単価の上昇」が40%の1位に上昇。同じく製造業では、48%で2位、また「仕入先からの値上げ要請」が20%で3位まで上昇するなど、原材料価格高騰が経営課題として本格的な問題になった。

 …会員からは、「材料メーカーや代理店各社より、値上げの実施が告知されて以降、大きなコスト増になるため、自助努力でカバーしきれない部分を見極め、段階を踏んで、価格改定のお願いに注力(茨城、プラスチック加工業)」することが求められる。このような局面では、経営者としての説得力と胆力が試される。関係先とのコミュニケーション、情報共有が大切になってくる。(概要一部抜粋)

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