同友会紹介

第41回総会宣言(全文) 2009年7月10日

 私たちは、7月9日、10日の両日にわたり、「熱き企業家精神で時代を切り拓こう!〜世界を変える中小企業立国日本〜」のスローガンを掲げ、第41回定時総会を東京で開催しました。総会は、18の分科会で本年度の活動方針と中小企業憲章草案についての論議を深め、総会特別企画「中小企業立国の展望と同友会運動の未来」をテーマに学びあい、未曾有の不況に直面する日本経済の新たな展望を切りひらくものとなりました。

 本年は中同協設立40周年にあたります。30周年ですべての県に同友会をつくろうと宣言し、2005年までにすべての県に同友会が誕生し、2008年には全国4万1000名会員となり史上最高の会勢を実現しました。私たちは、戦後一貫して「日本経済の真の担い手は中小企業である」との自覚と使命感を堅持し、今日の同友会運動を築き上げてきた先人たちの奮闘に思いを馳せ必死に企業づくりに取り組んできました。同友会は企業づくりを通じて社員の幸せを追求し、同時にそのことで地域を良くしていくことに取り組みました。金融アセスメント法制定運動では広範な市民の支援を得て国の金融政策を変えてきました。そして現在これらの運動の総集約としてすべての地域や国民の幸せを展望する「中小企業憲章草案・第一次案」を会内討議資料として発表しました。私たちは、この国民的運動を成功させるために全力を傾注することを決意し、本総会での論議を通してつぎの三点を確認し、内外に宣言するものです。

 第1に、国民の幸せの見える社会を展望する「中小企業憲章」制定運動に全会員一丸となって取り組みます。同時に、すべての地域で、憲章運動を担う中小企業振興基本条例制定運動をすすめます。そのためには、まず一人ひとりが大切にされる社会を担う企業づくりをすすめ、中小企業の力を強くしていくと同時に、中小企業重視の政治への抜本的転換を求めていきます。

 第2に、いかなる経営環境にも立ち向かえる強じんな体質の企業づくりのための学びあい活動の強化と企業における実践を強力に推し進めます。そのために「企業変革支援プログラム」なども活用し、経営指針づくりを全会員が実践し、自立的で質の高い企業づくりをめざします。また「同友エコ」にも取り組み持続可能社会の実現へ貢献します。さらに、地域に新たな仕事をつくり出す企業づくりを進め、雇用を創出し、中小企業経営の安定と国民生活の向上、豊かな地域づくりのために積極的に行動していきます。

 第3に、同友会運動の歴史と理念に学び、あらゆる活動を歴史の教訓に照らして検証し、次の中同協50周年に向けて、同友会運動の創造的発展をめざします。地域や国民の高い期待にこたえるために、すべての地域で対企業組織率10%以上の組織を目指す第一歩として、2010年5万名会員を実現しましょう。同友会が会員にとって頼れる組織であり、会外の経営者にとっても魅力のある存在となるよう組織の充実と強化に力を入れ、さらに強大な同友会をめざします。

 私たちは、改めて同友会理念の歴史的普遍性に確信を持ち、21世紀を真の国民の時代にするために、中小企業憲章の実現をめざす壮大な国民運動を展開していくことを誓い本総会の宣言とします。

2009年7月10日
中小企業家同友会全国協議会第41回定時総会

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