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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2002年7月5日号

▼6月は、日本中いや世界中をわかせたW杯の季節でした。一流のプレーを観戦する楽しみの一つに監督の采配を想像するおもしろさがあります。選手の個性、長所を伸ばし、のびのびプレーをさせながらチームとしての攻撃力を高めていく。企業や組織のリーダーとして学ぶべき点も多い

▼同友会の六月は各地区の代表者会議や役員研修会の季節でもあります。役員の皆さんが企業経営と同友会活動を車の両輪として実践している様子が生き生きと語られます

▼長崎同友会役員研修会で支部長のAさんは、支部長を引き受けて良かったことは「人に仕事を頼み任せることができるようになったこと」といいます。適材適所に人を配置し、出番を多くつくる、支部長の熱意にほだされて役割を引き受けてくれる、いつのまにか大勢が活動に参加し知恵も元気もわいてきます。「会社も同じ。社長が自分でやれることには限界があることを教えられました」とAさん

▼長崎同友会は七支部ありますが、支部幹事会のあり方も議論に。とかく行事消化型の運営に終始して肝心の経営論議がおろそかになってはいないかと。役員が属する業界の動向、自社の経営戦略や悩みもオープンに語り合い「学べる幹事会=ミニ例会」にすることが課題となりました

▼「初めて全国行事に参加して目からウロコ、同友会活動を見直した。以来毎月の例会に参加し、役員をやるようになった」との声も聞きました。7月11〜12日の愛知での全国総会、ぜひあなたの周りの方にもう一声かけましょう。

「中小企業家しんぶん」7月5日号より


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