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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2003年 3月15日号

▼ 良い経営者になろうと、同友会に入会してくる人が多くいます。同友会の目的の1つです。正確な表現をすれば「中小企業家が自主的な努力によって、相互に資質を高め、知識を吸収し、これからの経営に要求される総合的な能力を身につけることをめざします」となっています

▼まず自主性を重んじる精神が前面に出ていることが大切です。何かのきっかけで中小企業家同友会を知ることになるでしょうが、入会の決断をすることから経営者の資質が問われているわけです。自ら求めて入会する志願兵的入会に決断の意志が表れています

▼次に会員同士が互いに学びあいながら資質を高め、知識を吸収して経営能力を高めていきます。この学びの場を提供してくれるのが同友会ですから、例会を始め、いろんな企画に積極的に参加することです。一番良いのは役員になり、企画・運営を行いながら学ぶことです。聞くだけでは学びにならず、グループ討論がなければ、本当の学びにならないとする先輩たちの知恵が生きてきます

▼聞くことから入って自分の意見が短時間に発言できる能力を鍛える場所と考えれば、良い経営者になる基本ですから、繰り返し実践することが重要となってきます。

「中小企業家しんぶん」 3月15日号より


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