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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2003年 12月 15日号

▼同友会の先輩たちが築いてきた経営に関する財産はたくさんある。毎月行われる例会での経営体験の報告がベースになっていることは言うまでもない

▼この中ですばらしい報告が目にとまり全県レベルで評価を受ける。やがて全国行事である中同協総会、中小企業問題全国研究集会(全研)、青年経営者全国交流会の報告者として登場してくる。この繰り返しの中から普遍的な経営思想、哲学が会員の経営理念づくりのなかで生かされ、企業の変革と発展へとつながっていく

▼中同協では総会と全研の報告集を編集・発行しており、この実践の記録は、生きた経営のヒントが凝集されたものである。この『中同協』誌を読めば、いくつもの分科会に参加したことにもなる

▼しかし欠けているものがある。グループ討論である。これをやりたければ参加する以外にない。このことに気が付けば、来年のこれらの行事日程と開催県はどこかと興味がわいてくる

▼経営者の気づきは問題意識を持つことから始まる。経営者が変わらなければ会社は変わらない。経営者の仕事は既に来年のスケジュールがいくつ決まっているかである。さて今、皆さんの手帳には来年の予定がどれだけ記入されていますか?

「中小企業家しんぶん」 12月 15日号より


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