<< 中小企業家しんぶんのトップに戻る

中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2005年 2月 5日号

▼1月は各団体の新年行事が目白押し。トップのあいさつと賀詞交換の形式的なものが多いなかで、同友会の集いは学びあう刺激に満ちています

▼ある県の賀詞交換会では、女性会員が祝宴あいさつで経営指針確立への挑戦を紹介。3年前に同友会のセミナーで指針づくりに取り組み、やっと8ページの指針書を完成。毎年の実践を経て今年は20ページになりました

▼商工会議所の融資指導員が来社の折に指針書を見せ説明したところ、1時間半も熱心に聞いてくれ「この町にこれほど立派な経営方針書を持っている中小企業はありません。銀行は間違いなく融資に応じてくれます」と太鼓判を押したそうです。会場から大きな拍手が湧(わ)きました

▼ある県の支部長さんは建設業。経営理念である地域密着型企業の方向を社員と議論し、「木にこだわる家づくり」「木造建築物のスペシャリスト集団」へと企業戦略を特化。そこから古材再利用の民家再生建築でも有名に。同社も業界不振の中にあって健全経営を貫き、金融機関からの信頼は厚い

▼皆さんの県、支部の新春の集いでも、今年にかける熱い思いが交わされたことでしょう。その思いを力として同友会の学びの輪を広げましょう。

「中小企業家しんぶん」 2月 5日号より


このページのトップへ