●2005年 9月 15日号 |
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▼衆議院選挙も終わり、政界の新勢力地図が確定しました ▼産業構造の変化の中、公共工事の減少で苦しんでいる建設業の方は多いと思います。官から民への掛け声のもと、今までは役所でやっていた仕事が民間へ移る一方、規制緩和で新規参入が可能になった業界も増えています。ここを経営者として「チャンス」ととらえるか「ピンチ」と考えるかが思案のしどころで、それが盛衰を分けることにもなります。経営とは環境適応業と言われるゆえんです ▼国政選挙では政治家が国民の洗礼を受けますが、経営者は市場から常に評価を受けています。赤字決算は評価が悪いと考えなくてはならないでしょう ▼日本経済は戦後の闇市からスタートしました。統制経済の網の目をくぐって生き延びてきた人たちが戦後経済を築いたことも事実です。しかし今は、法の網の目をくぐるような経営や裏でコソコソやる経営では成り立たない時代になったことを認識しなければなりません ▼「地域経済の再生は中小企業が中心になって」と言われています。今こそ新しい経営感覚の経営者が新規事業に果敢にチャレンジする時。各地で会員企業の新しい風が吹きまくることを期待したいものです。 「中小企業家しんぶん」 9月 15日号より |
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