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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2005年 10月 15日号

▼総選挙での与党圧勝、愛知万博の大活況、阪神のリーグ優勝と、予想を覆す結果が生まれ、従来の固定概念では判断を誤る時代の変化が、あらゆる分野に起きてくる予兆を感じざるを得ません

▼変化の源は、市民一人ひとりの小さな判断が集合して大きなうねりとなり、世の中を変える大きな動きが起きていること。バブル崩壊後15年にして自立的回復の兆しが顕著に現れた年と言えるでしょう。道路公団も民営化され、郵政の民営化法案も可決されるでしょう。官から民への大きな潮流ができたことは紛れも無い事実です

▼経営とは環境適応業だとも言われます。時代の変化に合わせて、すでに手を打った経営者、手をこまねいてただ待つのみの経営者、変化に気づかない経営者、いろんな経営者がいますが、あなたはどのタイプですか?

▼10月、11月は各同友会で経営研究集会やフォーラムが企画されています。ここ数年、参加者数も増加傾向のようです。年1回の経営者として真の勉強の機会を逃すことのないようにしたいものです。開催日は全ての雑務から自らを解放する日だと決めて、出席することを最優先に判断することが経営者としての正しい道ではないでしょうか。

「中小企業家しんぶん」 10月 15日号より


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