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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー インデックス
2015年

●2015年 12月 25日号

▼世相を表す年末恒例の「今年の漢字」に「安」が選ばれました。安保関連法案の審議などで国民の関心が集まったこと。いろいろな意味で「安」心や「安」全を求めた年でもあったことがその理由とされています(続きを読む>>

●2015年 12月 15日号

▼今年も残りわずか。景気は今一つ盛り上がりに欠けて明・暗まだら模様で先行きは楽観を許さない。その中では北陸新幹線の開通で金沢・富山方面の地域や、インバウンドで観光客が増加した地域が活況を呈している(続きを読む>>

●2015年 12月 5日号

▼「弊社は上場企業ですが、この文書を読んで労働組合や社員のみなさんとの関係構築のあり方を整理することができました。上場企業が入会できないのは残念です」ある労使会議で「中小企業における労使関係の見解」(以下、労使見解)について話しをさせていただいたときに聞いた大手メーカー役員の感想です(続きを読む>>

●2015年 11月 25日号

▼わが同友会には3つの理念があります。ひとつは「3つの目的/良い会社・よい経営者・良い経営環境」それから「自主・民主・連帯の精神」そして「国民や地域と共に歩む中小企業」というもの。私たちの運動はこうした理念をバックボーンとして、ここまで発展してきました。諸先輩が残して下さった貴重な財産です(続きを読む>>

●2015年 11月 15日号

▼収穫の秋を迎え各地で伝統のお祭りが開催されている。お祭りなどの地域の伝統と文化を守っていくのは地域に根付く中小企業家が中心になっている。地域の人々からあてにしあてにされる存在感のある企業家でありたいものだ(続きを読む>>

●2015年 11月 5日号

▼「零細及び中小企業は、ディーセントで生産的な雇用と繁栄の実現にとって極めて重要である。世界的に、中小企業は全ての仕事の3分の2を占めるとともに、新しい仕事の大半を創出している」「中小企業の振興は、全ての人に、より多くの生産的な雇用とディーセント・ワーク(「働きがいのある人間らしい仕事」のこと―引用者)を創出する手段である」(続きを読む>>

●2015年 10月 25日号

▼2日続けての快挙です。10月5日ノーベル生理学・医学賞が大村智・北里大学特別栄誉教授に、そして翌6日、ノーベル物理学賞が東京大学宇宙線研究所の梶田隆章所長に贈られることが発表されました(続きを読む>>

●2015年 10月 15日号

▼9月の日銀短観では景気の先行きに対する企業の不安感が浮き彫りになった。このところ景気の変調をうかがわせる経済指標が多く出てきた。安倍政権も経済中心に舵を切ったが「新三本の矢」は長期戦略で即効性は期待できない。中国経済も減速傾向がはっきりしてきた(続きを読む>>

●2015年 10月 5日号

▼今月から「マイナンバー」の交付が始まりました。9月14日、当日急きょ決まった中小企業庁での本制度の懇談会には全国商工会連合会、全国中小企業団体中央会、全国商店街振興組合連合会と中同協が参加。内閣官房参事官などが説明し、「どうしたら中小企業にマイナンバーへの対応を広げられるか、対応策を一緒に考えてほしい」とのこと(続きを読む>>

●2015年 9月 25日号

▼第43回青全交が山梨同友会設営のもとで開催されました。かの地で1206名の参加。来賓として国会開催中にもかかわらず宮沢洋一経済産業大臣がご臨席され、まさに記念すべき全国交流会になりました。山梨で開催される初めての全国大会でしたが、全くそれを感じさせない「完璧な設営」だったとのもっぱらの声です(続きを読む>>

●2015年 9月 15日号

▼アフリカや中東地域から欧州に向かって国境を超える難民の数が激増している。グローバル化の時代が来て久しいが、人が不法に移動する陰には先進国と後進国との格差問題が内包されている。貧困や戦乱から逃れるために人は新天地を求めて移動するのであろう(続きを読む>>

●2015年 9月 5日号

▼福島県飯館村には、黒いクロスに包まれた多数の汚染土壌が今でも壁のように積まれています。福島では中間貯蔵施設も明確にならない状況で、避難した11万人は故郷に戻っていません(続きを読む>>

●2015年 8月 25日号

▼社員に仕事の様子を聞くと、返事は「あんまり良くないですね」。「まあ、頑張ってね」で話は終わります。後には何も残りません。以前の自社では大体こんな感じでした。同じ訊くのでも「どの個所で何回ぐらいトラブルがあった?」と訊けば、また違った展開になったでしょうに(続きを読む>>

●2015年 8月 15日号

▼日本列島を連日の猛暑が襲っている。エルニーニョ現象で冷夏になるという気象庁の予想は大きく狂った。この暑さの中で大学生の就職活動が解禁。今年は経団連の申し合わせで8月1日から求人面接を行うと決めた。しかし、実態は4月頃から非公式に就職活動が始まっていた。人手不足が深刻で大企業も中小企業も新卒採用に必死に取り組んでいる。「オワハラ」なる新語まで生まれた(続きを読む>>

●2015年 8月 5日号

▼「同友会に入っての一番の学びは何ですか?」と時々問われることがあります。その時々に感じている思いを話したことはありますが、どれも「根源的」とは言えないもの。でも今は確信を持って「このことが一番の学びです」と言い切れます。それは「自分も他者も決しておとしめない」ということ(続きを読む>>

●2015年 7月 25日号

▼「なぜ同友会で女性部なんですか?」「なぜ同友会で青年部なんですか?」と聞かれることがあります(続きを読む>>

●2015年 7月 15日号

▼今年の中同協総会は7月9日〜10日に岩手同友会の設営で行われた。「エネルギーシフトで自主的・平和的な日本の未来を」のスローガンにあるように岩手同友会はエネルギーシフトにいち早く取り組んで実践が始まっている。今年は各同友会も年度方針にエネルギーシフトを取り上げている。同友会らしくまず経営者が学習から入ることが肝心である(続きを読む>>

●2015年 7月 5日号

▼「同友会らしい黒字企業」もいいが、「同友会らしい赤字企業」もあるんじゃないか。「事業継続」のために、課題は次々出てくる。時には赤字になることもある。それをなんとか乗り越える勇気を同友会の仲間が与えてくれる。例会で理想ばかりを言っていたら、赤字で悩んでいても同友会で本音を言えなくなる。信頼できる同友会の仲間もできない。どんなにいい企業でも、赤字の時もあるんだから(続きを読む>>

●2015年 6月 25日号

▼「この意味が分かりますか?」と先生。全く分かりませんでした。中学校での授業でのたとえ話です。「あるとき、水たまりを渡れずに困っているおばあさんがいました。通りかかった若者がおばあさんを背負って渡った後『ありがとうございました』と言いました。おばあさんは『どう致しまして』と答えました」との話。どう考えても逆だよね、としか思えませんでした(続きを読む>>

●2015年 6月 15日号

▼今年も中小企業憲章・条例推進月間キックオフ集会が開かれた(続きを読む>>

●2015年 6月 5日号

▼今年は戦後70年。同友会は目的に「中小企業の経営を守り安定させ、日本経済の自主的・平和的な繁栄をめざす」ことを掲げています(続きを読む>>

●2015年 5月 25日号

▼「企業利益20兆円に」「東証一部最高益を更新」。読売新聞5月某日1面のトップ見出しです。こうしたニュースをどのように受け止めるか、人によってさまざまですが、私自身としては素直に喜び、敬意を払い祝福したいと思います(続きを読む>>

●2015年 5月 15日号

▼5月というのに夏日が続いている。温暖化が原因しているのか自然現象に変化がみられる。農作物の収穫に悪い影響が出ないことを願うばかりだ(続きを読む>>

●2015年 5月 5日号

▼小さな命の成長を喜べる社会でありたいと思う「こどもの日」。「国民の祝日に関する法律」には5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する日」とあります(続きを読む>>

●2015年 4月 25日号

▼「アベノミクスの効果は?」「消費増税による景気の減速は?」「賃上げによる経済の活性化は?」など、なかなか見えにくい経済状況ですので、このところの「景況」については、経営者としても強い関心があるところです。景況調査と言えば「日銀短観」が有名ですが、中同協の景況調査DORも大変な優れものであること、ご存じでしょうか?(続きを読む>>

●2015年 4月 15日号

▼消費税が3%アップして1年が経過した。未だに消費税が転嫁できず苦しんでいる中小企業・小規模事業者が少なくない。転嫁ができなければ自腹を切ることになり、一種の事業税と言わざるを得ない(続きを読む>>

●2015年 4月 5日号

▼「どうやったら中小企業の採用情報を探せますか?」。とある私立大学の依頼で大学主催の合同企業説明会に、中同協として中小企業の説明ブースを出しました。参加企業数約300社、リクルート姿の学生はのべ1万7000人でした。先の質問には、同友会の求人サイトJobwayと合同企業説明会を紹介しました(続きを読む>>

●2015年 3月 25日号

▼同友会の特徴の1つは「人を生かす経営」をめざしていること。多くの方が真摯に取り組んでいます。どこまで行っても「これで完璧」ということはありませんが、意識が高ければ「何が足りないのか」ということが課題として見えてきているはず。逆に言うとボンヤリしていたら、あるべきでない状態がずっと放置される。つまり「機会損失だらけ」ということになります(続きを読む>>

●2015年 3月 15日号

▼3・11の東日本大震災から4年が経過した。被災地での復興に取り組む努力が続いている。少し明るさがみえるニュースに接するとうれしさを感じるが現地では未だ多くの人々が避難生活を余儀なくされている。原発事故の後処理も気の遠くなるような時間が必要のようだ。現地で事故処理に取り組む人たちに敬意を表したい(続きを読む>>

●2015年 3月 5日号

▼1月31日、元ドイツ大統領ワイツゼッカー氏の死去が伝えられました。94歳でした。少なからぬ日本人が感慨深く氏の残した言葉を思い起こしたのではないでしょうか(続きを読む>>

●2015年 2月 25日号

▼「月次決算をチャンとやっている中小企業って1割までないでしょ」とは、ある金融機関の担当者の言葉。実態としてはそうかもしれませんね。わが同友会でも「経営指針の確立」を運動として取り組んではいますが、毎月到達点を確認して継続的に経営指針を更新している会社は、まだまだ一般的とは言えない状況です(続きを読む>>

●2015年 2月 15日号

▼アベノミクス効果が問われて久しいが中小企業にはその恩恵がどれだけあるか疑わしい。円安の効果は一部の大企業にプラスに働いていることは確かである。外国人観光客が大幅に増えてこれも一部の小売業や旅館業にはプラス効果だ。政府は徐々に景気回復していると言うが中小・小規模事業者の実体は厳しい状況下で悪戦苦闘している(続きを読む>>

●2015年 2月 5日号

▼阪神淡路大震災から20年。多くの犠牲者の慰霊と共に大震災の教訓が正しく生かされているかを問う貴重な節目の年となりました(続きを読む>>

●2015年 1月 25日号

▼「分かったつもりの同友会」という言葉を聞いたことってありますか?「人間尊重」とか「社会貢献」など、耳に優しいフレーズに酔いしれて「そうだよね」と結論づける。大切な考え方であることは間違いなくても、それを盲目的に受け入れることは一種の「思考停止」と言ってもいい(続きを読む>>

●2015年 1月 15日号

▼年末に突然行われた衆議院総選挙は争点がアベノミクスの是非を問う選挙と言われた。安倍首相はこの道しかないとアベノミクスの正当性を訴えた。しかし、有権者は白けたのかよく理解できないのか投票率は52・66%と過去最低であった(続きを読む>>

●2015年 1月 5日号

▼会長の年頭あいさつでもふれていますが、今年は戦後70年を迎えます。廃墟の中から立ち上がり、新生日本の復興へと歩み始めた年。同友会の先人たちはそれから2年後に同友会の前身となる全中協(全日本中小工業協議会、後に全日本中小企業協議会と改称)を発足させました(続きを読む>>

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