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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2006年 9月 15日号

▼組織問題は、会社経営でも同友会運動でも共に最重要課題である。中同協主催の組織問題全国交流会(本紙9月5日号既報)では、各同友会からの120名を超える参加者が真剣な論議を行った

▼会員増強の問題では、増強の「増」は会員を増やすこと、「強」は組織を強化することで、この2つをバランスよく展開することが必要との考え方が主流を成してきた

▼組織強化策の原点は、よい例会づくりである。企業で言えば、よい商品、よいサービスである。営業がどんなに頑張っても、商品に問題があれば、売り上げは低下するし、商品は良くても営業力がなければ、これまた同様である

▼その上で、行動を起こすのは人である。リーダーシップを発揮して、多くの会員を巻き込んで運動に展開していく役員が何人育っているか。役員層の充実と組織の成長発展は正比例する。組織の継続発展を願うならば、常に新しい会員を迎え育成していくシステムができているかにかかっている

▼企業も同友会も人育てが基礎にないといけない。この場合の人とは、経営者自身であり、同友会の幹部役員のことである。このことに気付き、各同友会の会勢が着実に増加することを期待している。

「中小企業家しんぶん」 9月 15日号より


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