●2007年 6月 5日号 |
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▼日本中小企業家同友会が創立されて50年。今年の全国総会は、半世紀にわたり継続・発展してきた歴史の意義をしっかりと学び直し、次の時代への挑戦、躍進をめざす総会と位置づけられています ▼総会全体会議で問題提起し、分科会でも報告する中同協顧問田山謙堂氏は正真正銘の50年会員。創業者である父親から家業(ガソリンスタンド経営)を引き継ぎ27歳で社長就任、同時に同友会に入会しました。氏のその後の経営者人生は同友会の歴史と重ねあわせて展開されます ▼同友会運動の基本理念と方向が確立された70年代。「同友会3つの目的」(73年)の確立、「中小企業における労使関係の見解(労使見解)」(75年)の発表、「経営指針づくり運動」(77年)の提唱。現在の同友会運動の基礎を築いた中心リーダーの1人として田山氏は活躍されます。それは同時に自社経営の継続・発展でもありました ▼この半世紀、時代は目まぐるしく変遷。激変の渦中で中小企業経営のあり方を模索し、実践的に同友会理念の検証を続けてきたたくましい先輩の生きざま。その経営者像に学びつつ、次の半世紀へ向けて各地で「50年会員」を次々と生み出していこうではありませんか。 「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より |
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