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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 6月 5日号

▼千葉同友会が今春より同友会大学を開校しました。「千葉県概論」に始まり、「日本・世界の経済」「中小企業と地域」「経営と法」「人間と教育」と5単元、全14講義に及び、講義毎にレポート提出も義務づけられています。開催趣旨には、激動の時代「経営幹部・経営者が大局と本質をつかみ、揺るぎのない価値観・座標軸を確立し、時代に勇躍立ち向かっていける力を育むことが求められております」と強い意気込みを明記

▼千葉を含めて現在14同友会が同友会大学を実施しています。始まりは、1981年北海道同友会から。北海道では新入社員、営業マン、中堅・上級幹部研修と各種社員教育講座を開催する中から、「幹部には日常実務や当面の課題を解決する力だけでなく、科学的思考力、広い視野に立って『共育』できる力を身につけることが必要」と考え、主に幹部社員を対象に開校。経営者には経営者大学を並行して実施しています

▼「カンと経験と度胸の経営からの脱皮を迫られている」「社会を広く見る力を付けることで経営指針がより本物になる」「総合的人間力の養成という言葉の重みが少し理解できた」、千葉同友会大学開校式ガイダンスでの感想です。学習運動の進展が期待されます。

「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より


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