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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 9月 25日号

▼第36回青年経営者全国交流会が岩手同友会の設営のもと開かれました。メインテーマは「世界の全ての人々が幸せにならなければ、個人の幸せはない」というもの。岩手を生誕の地とする、あの宮澤賢治の強い思いでもありました。この壮大なテーマを前にして、私たちは具体的に何に取り組むべきなのか、交流会を通して、その道筋が見えてきたような気がします

▼第1に、社会的存在価値のある企業をつくること。記念講演をしていただいた邉(ぴょん)社長のぴょんぴょん舎では、日本と韓国、それぞれに美しい2つの文化を融合すると共に、人間性回復の場としてのレストランの本質を追求してきています

▼第2に、主体性を大切にすること。青年部での活動はまさにそこに集うメンバーが創(つく)っていくもの。そこで身につけた主体性マインドを、社員の主体性向上、そして地域へのかかわりへの主体的取り組みに展開していきましょう

▼そして第3に仲間づくり。今回のテーマの原点は「自分や自社だけのことを考えていて、それでいいの?」という問いかけです。こんな厳しい時代だからこそ、周りで苦しんでいる経営者の仲間に「一緒に学びませんか」と声をかけていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 9月 25日号より


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