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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 10月 25日号

▼「世界同時金融危機」「日本の株価も連日暴落」というニュースが駆けめぐる中、素晴らしく明るいニュースが入ってきました。何と今年度のノーベル賞に日本人が4名も!(物理学賞に小林氏・益川氏・南部氏、化学賞に下村氏)それぞれの道で多大な貢献をなされた各氏が決して短くはない年月を経て、その成果を評価され受賞に至ったこと、心からお祝い申し上げたいと思います

▼テレビに映る各氏の素晴らしい笑顔を拝見するとき、純粋に研究の道を進み究めた人生の輝きを、大変にまぶしく感じるのは私だけではないと思います。誰しもが輝いた人生を送りたい。では私たち中小企業家にとっての「本当に輝かしい人生」って何なのでしょうか

▼「何のために経営するのか」と経営指針成文化セミナーでは問いかけます。それすら難しいのに「本当に輝かしい人生って何?」と聞かれた日には、頭が真っ白になる方も少なくないかもしれませんね。でも、逃げてはいけません。中同協前会長の赤石さんが退任のご挨拶の時に話された「『生き方』を問われる活動だと気が付いたときから、同友会をおろそかにできなくなりました」という言葉を今1度噛(か)みしめてみたいと思います。

「中小企業家しんぶん」 10月 25日号より


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