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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2008年 11月 25日号

▼経営者の真価が問われる時代に突入しました。同友会3つの目的の2番目「良い経営者になろう」の重みが、今ほど実感を込めて語られることは、かつてなかったかもしれません

▼そんな厳しい状況下、「自分自身の資質の向上のために、どのような取り組みをしていますか」という問いに、さあ、あなたはハッキリと答えられるでしょうか? いや、それ以前に「こういうことについて、こんなレベルまで達したい」という明確な目標が立てられているでしょうか

▼例えば「自分の見方は正しいのか」。経済状況をどう認識しているか。社員のホントの気持ちをどこまで理解しているのか。「自分の思いは正しいのか」。動機善なりや? 私心無かりしか?

▼お客さんや社員を思う気持ちはどこまで純粋だと言えるでしょう。「自分は正しく語っているのか」。変に自分を飾ったりしていませんか? 社員の心に響く声かけをどこまで心がけていますか?

▼考えればキリがありません。しかし、どれもこれも限りなく大きな影響を周りに与えるもの。厳しくもあり、この上ない喜びでもあります。自分自身のためだけではない。だからこそ、この上なく素晴らしい存在へと向かっていきましょう。

「中小企業家しんぶん」 11月 25日号より


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