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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2010年 6月 5日号

▼鋤柄会長が本紙の談話で述べている通り、長年の運動が実り中小企業憲章が制定されようとしています。中同協は2003年に制定を提起、05年中小企業憲章学習運動推進本部(07年制定運動推進本部に変更)を立ち上げ、3つの課題、4つの柱を方針化しました

▼3つの課題とは、(1)各同友会の総会方針に憲章を盛り込む、(2)役員研修や例会企画に憲章学習を位置づける、(3)推進担当の組織(本部、委員会、研究会等)をつくること。4つの柱は、(1)大学習運動に取り組む、(2)「中小企業振興基本条例」制定運動への着手、(3)同友会運動の質と量の両面での前進との連動化、(4)個々の会員企業と憲章運動との関係を重視する、でした

▼以来、すべての全国行事(総会、全研、青全交、女性経営者交流会)での分科会設定、各委員会・連絡会、ブロック行事での取り組みが始まり、各同友会での創意をこらした展開を本紙でもシリーズで紹介してきました。特に「憲章レポート」では内部、外部の経営課題を分析する方法も生み出しました

▼総会方針では「憲章は制定からがスタート」としています。改めて3つの課題、4つの方針に立ち返り、生きた憲章にする論議と実践を深めましょう。

「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より


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