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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2011年 1月 25日号

▼「もう学び尽くした感じだし、もういいかな」と同友会から離れていく会員さん、時々いらっしゃいますよね。でもこれってホントにもったいないことです

▼「分かった気になる同友会」という言葉、聞いたことあります? 学んで、分かった気にはなっているけど、それを具体的な形では実践していない。よくあるケースです。では、学んだからすぐに実践したらそれで万々歳かといったらそれも違う。結論から言えば、私たちは常に学びと実践に検証を加えつつ、そのレベルを上げ続けていく必要があるのです

▼同友会にはさまざまな学びの機会があります。何のための経営なのかを明確にする経営指針。描かれたビジョンにより必要になってくる人材を確保するための共同求人。成長を促す社員教育。そして「人を生かす経営」等々。そのすべてを有機的につなげてこそ、私たちの進める経営が真骨頂を迎えます

▼例会をはじめとして労使見解・経営指針・社員教育。そして役員研修に全国大会。そこでの学びや気づきのすべてが、積み重ねてきた経験と有機的につながり、最大限に生きてくることになるのです。「同友会に卒業はない」という言葉を今こそ噛(かみ)みしめたいものです。

「中小企業家しんぶん」 1月 25日号より


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