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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2014年 2月 25日号

▼中同協DOR調査2013年10〜12月期が発表されました。その標題は「中小景気、天井打つも、消費増税不況含み」というもの。ほとんどの指標が近年にない「良い状態」を示しているものの、消費増税後の落ち込みについては、大きな不安材料となっているとのこと。今から、その対策について万全の構えをとっておくことが求められます

▼確かに、前回の消費増税の折りには、財政改革(緊縮財政)もセットで実施されたこともあって、次年度1・5%のマイナス成長となりました。自殺率も1・5倍にはね上がったとのことです。その教訓をふまえて、今回の安倍政権下ではさまざまな景気浮揚策が講じられ、その補正予算も成立しました。例えば「生産性向上設備投資促進税制」。一定の条件の下での設備投資が即時償却できます。100%というのは前代未聞です!そのほかにもさまざまな施策が満載となっています

▼私たちは、中小企業憲章・中小企業振興基本条例の制定に力を注いできましたが、それらをベースとした施策も展開されています。今こそ、活用をしていくとき。中小企業庁・各地の経済産業局・地方行政・政府系金融機関からの情報を見逃してはなりません。

「中小企業家しんぶん」 2月 25日号より


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