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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2014年 5月 5日号

▼4月、5月は各同友会の定時総会シーズン。併せて○○周年記念企画を組む同友会も見られます。4月26日設立20周年を迎えた山口同友会もそうです

▼当時の『中小企業家しんぶん』(1994年3月5日号)では、「維新の地・山口に同友会、全国で40番目122名で発足」と報じています。91年から福岡同友会北九州中央支部下関ブロックとして活動が始まり、広島、岡山同友会の支援も得て山口市を中心に準備会活動を重ねて設立にいたる経緯があります

▼記念式典には山口県、山口市、商工会議所、金融機関、青年会議所、中同協、近隣同友会がお祝いに駆け付け明るい連帯のムードが盛り上がりました。20年会員表彰が行われ、代表理事も務められた栗林隆氏は「わが社の今日あるはすべて同友会のおかげ」と感慨を込めてあいさつ。共通の思いを持った古参会員は少なくないでしょう

▼記念講演で駒澤大学吉田敬一教授は「地域のフロンティア集団である同友会型企業を増やすことが持続可能な地域社会をつくることになる」と参加者と新たな出発に向けて決意を固める山口同友会を激励しました。年輪を重ねるごとに輝きを増す同友会運動でありたいものです。

「中小企業家しんぶん」 5月 5日号より


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