●2015年 3月 25日号 |
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▼同友会の特徴の1つは「人を生かす経営」をめざしていること。多くの方が真摯に取り組んでいます。どこまで行っても「これで完璧」ということはありませんが、意識が高ければ「何が足りないのか」ということが課題として見えてきているはず。逆に言うとボンヤリしていたら、あるべきでない状態がずっと放置される。つまり「機会損失だらけ」ということになります ▼ではどのようなケースがあるでしょうか? まずは「一人ひとりが志を持っていない」ケース。何らかの形で「こんな自分になりたい」という思いがないと、なかなか自己成長していくことは難しい。2つ目に「会社の向かうべき方向が認識されていない」。向いている方向が違うのですから、成果も上がりにくくやりがいも感じられない ▼3番目に「能力に見合った仕事・課題が与えられていない」。力量が上がれば上がるほど、仕事が物足りなくなってきます。最後に「心がマイナス感情に支配されている」ケース。トゲとして心に刺さっているものを取り除かない限り、一切の前向きな姿勢は期待できません ▼こうした機会損失は限りなくたくさんあります。逆に言えば改善の余地も山ほどあるということですよね。 「中小企業家しんぶん」 3月 25日号より |
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