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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2015年 4月 25日号

▼「アベノミクスの効果は?」「消費増税による景気の減速は?」「賃上げによる経済の活性化は?」など、なかなか見えにくい経済状況ですので、このところの「景況」については、経営者としても強い関心があるところです。景況調査と言えば「日銀短観」が有名ですが、中同協の景況調査DORも大変な優れものであること、ご存じでしょうか?

▼予算・回答数・マンパワーなどが限られる中、データ的には他の調査と矛盾しない結果が得られていおり、業種別・地域別・規模別などいろいろな切り口での分析もされています。それに何と言っても結果が出るのが早い! 経営環境の変化をいち早く確認することができます

▼時折実施される「特別調査」がまたすごい。経営指針作成後の状況と業績との関連を調べた折には「経営指針に基づく経営」の必要性が如実に示されました。いずれも、立教大学の菊地教授(当時)の多大な貢献がありました

▼景況調査はいくつかの同友会でも行われていますが、これがまた情報価値としてはきわめて高い。外部発信の重要な要素となっています。それだけ重要な景況調査です。もし調査対象となったときは、全面的にご協力をお願いします。

「中小企業家しんぶん」 4月 25日号より


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