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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2015年 7月 25日号

▼「なぜ同友会で女性部なんですか?」「なぜ同友会で青年部なんですか?」と聞かれることがあります

▼女性も若手の経営者も同じ経営者なのだから、同友会ではみな同じように学べるはず。しかし、それぞれの独自課題があるので、女性経営者や青年経営者のみなさんがそれぞれ集まれば、意見交換し学びあい、本音が出しやすくなる。時には良きライバルや目標となる経営者を見出すこともあります

▼例えば女性部。女性経営者全国交流会に参加したある男性会員さんが、「グループ討論では自分以外全部女性で、緊張しました。でも、本音でズバッと討論するんですね。新鮮でした」と話していました

▼支部長や委員長を務める女性会員さんも増え、当該組織が活性化してきたと聞きます。しかし、同友会に女性会員が増えたと言ってもまだ11%程度。支部例会のグループ討論時に1人いるかいないかという程度です

▼日本のジェンダーギャップは先進国で最下位。「女性の活躍推進」が声高に言われている間は、まだまだ女性が活躍できる土壌ができていないということ。まずは同友会の女性会員(女性経営者)数を会員数の2割に、もう少し先には3割にしていきたいものです。

「中小企業家しんぶん」 7月 25日号より


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