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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2017年 6月 5日号

▼タイ、インド、スリランカ、ベトナム、バングラデシュ、ヨルダン…。 ジェトロやJICAなどもふくめ、中同協として、ここ1年で国際的なお付き合いが広がってきました

▼中同協企業連携推進連絡会で報告した、大阪同友会副代表理事は、隣国に工場をつくったものの、半分出資している地元経営者に任せていたら、社員が定着せず債務超過に。その後、自社出資比率を9割にして、人材育成をすることで、安定し、粗利益が6割を超え、4億円の年商で経常利益が8000万円に

▼アジア経済でリーダーシップをとれるのは、同友会で学び実践する会員企業ではないかと感じるこの頃。今回の中同協定時総会スローガンは「世界を見据え、地域に生きる〜中小企業と同友会の強みを活かして」。分科会には「グローバル化と中小企業憲章推進運動〜国連『ビジネスと人権に関する指導原則』を新たな力に」など、国際社会における日本の中小企業としてのあり方を提起するものもあります

▼同分科会打ち合わせは、国連の指導原則の40年ほど前から「中小企業における労使関係の見解」を発表し、企業づくりを進めている同友会の先進性を改めて実感するものでした。

「中小企業家しんぶん」 6月 5日号より


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