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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2018年 5月 25日号

▼同友会の例会や研修会などでは、最後に「まとめ」を行うのが通例です。この「まとめ」、時としてその会合の良し悪しを左右する決定打になります。出席者とすれば最後にインプットされるのが「まとめ」なので、その印象は余韻とともに一番心に残りますし、そもそもわが同友会では「学び方を学ぶ」ことも大切にしていますので、報告やグループ討論からの学びや気づきは高いレベルで相互確認したいものでもあります。いろいろな意味で責任重大ではありますが、それだけに取り組む意義もまた絶大です

▼とは言っても、どのようにまとめたらいいのかは結構皆さん悩むところ。まったく自由な形でよいのですが、筆者なりに大切にしてきたポイントはあります

▼第1は、同友会で大切にしている理念や価値観に沿った切り口。同友会理念が有機的につながってきます。第2に、主題(伝えたいこと)と話題(報告内容や自身の体験における実践例)の両方が組み込まれていること。皆さんがとっても聞きやすくなります。第3に、できれば3点ほどにまとめること。話す方はポイントが明確になって話しやすく、聞く方も聞く準備ができるので聞きやすい。参考になれば幸いです。

「中小企業家しんぶん」 5月 25日号より


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