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中小企業家しんぶん

コラム「円卓」のバックナンバー

●2018年 11月 25日号

▼「寝た子を起こすことになるのでは?」という意見もある「休眠会員への会社訪問」。たしかに「ちょうどよいとこに来た。辞めようと思ってたんだよね」と言われては元も子もない。そういったケースはゼロではありませんが、あらためて「会員訪問」の大切さを考えてみたいと思います

▼第一に思うのは「会費をいただいているのに、『何も学びの機会がない』ままでは申し訳ない」ということ。同友会でのメリットの第一は「企業づくり」で、さまざまな学びや気づきの機会があるはずなのに、いろいろな事情もあり例会などに参加できない会員さんもいます。ご本人が同友会の学びの価値に気づいていないこともあります。「会費をいただいているからいいや」と割り切るのはいかがなものでしょうか

▼次に思うのは「お互いにとっての貴重な『学びや気づきの機会』としての位置づけ」です。できれば複数名でお伺いしてのミニグループ討論ができれば最高。お互いに新鮮な気づきや学びのある会員訪問になるはずです。「義務」ではなく「役員だからこそ経験できる貴重な時間」でもあります。運動の広がりという点も含めて「会員訪問」の大切さを今一度考えてみましょう。

「中小企業家しんぶん」 11月 25日号より


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