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中小企業家しんぶん

私のしんぶん活用法

全国の連帯感にパワーを感じて

福島同友会
(株)北海興業 代表取締役
太田 正一

 (2012.10.05号掲載)

 私のしんぶん活用法は、まず全体に目を通して、ちょっと気になる表題を見つける事から始まります。見つけたらすぐに赤ペンで印を付けます。それを何回か繰り返して、次に最初から一気に読みます。もちろん、再度発見した気になる字句にも印を付けます。

 読み終えてからの作業は楽しい切り絵の世界で時間を忘れます。印を付けた記事を切り出す訳ですが、裏表の関係がありますので場合によってはそのままA3にコピーしてから切り出し、記事はそれぞれの関連ファイルに保管します。関連ファイルは「経営理念」「労使問題」「中小企業憲章」「例会事例」「おもろ」の5冊になっています。

 このように簡単な作業には見えますが、情報の「選択」という意味では大変に勉強になり、更に情報を見抜く眼(め)を肥やす機会だとも勝手に思っている私です。これらは各委員会から依頼されるような原稿の資料としても役目を果たします。大変貴重な全国規模の資料ですので、社内でも他社様の取り組み事例として紹介し、自社で活用できないかを話し合います。

 一番の活用法はやはり報告会の時に引用させて頂く事です。自分が話す時に、「先日の同友会の記事にありましたが」と切り出すと、会員の皆さんもお読みになられているので話も早く、また逆に読んでない方には気になる話として捉えられます。これら中小企業家しんぶんの内容を全国の会員さんと共有する事での連帯感には計り知れないパワーを感じる次第であります。


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