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【経済データを読む】日本から見た中国 中国から見た日本

2010年になって、中国が日本を抜いていく数字が次々と公表されています。公表されている数字には、次のようなものがあります。

(1)2009年対米コンテナ輸出:シェアトップの中国65.5%、韓国4.7%、日本4.5%。(2)2009年工作機械生産額:日本は57%減、58億ドルに落ち3位に。9%増109億ドルの中国が1位に。(3)2009年造船受注残:中国は世界一の5320万トン。世界シェアは中国 34.9%、韓国34.7%、日本15.2%。(4)2009年輸出額:1兆2017億ドルの中国が、18.4%減、1兆1213億ドルのドイツを抜いて世界一に。日本は5807億ドル。(5)2009年世界自動車販売:1位は1364万4800台の中国、2位米国1042万台。3位日本461万台、ドイツ380万台。

日本は、いまだにアメリカが一番の経済大国で、日本は2番、中国は途上国と思っていないでしょうか。日本から見れば、日本の輸出入相手国の1位は中国(2009年)と一番大事な国です(表1)。しかし中国にとっては、2008年の輸出先は米国17.7%、香港13.4%、日本8.1%と、日本はあまり重要国ではありません(表2)。

「日本がなければ中国は困るだろう」と思っている日本人と、日本があってもなくても経済発展する中国人の意識と考え方のずれが、国民的な誤解と政治の思惑で大きくなり、日本と中国との摩擦はさらに拡大する可能性さえある、ということを見ておく必要があります。

「中小企業家しんぶん」 2010年 4月 25日号より

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