歴史に学び組織率10%めざす―佐賀同友会が役員研修会

佐賀役員研修会

 佐賀県同友会は11月6~7日、中同協の広浜泰久幹事長を講師に、役員研修会を佐賀県武雄市で開催。役員のレベルアップと佐賀同友会のビジョン及び中期計画の策定を目的に行われた同研修会は、理事会及び各支部役員など13名が参加しました。

 1日目は、広浜幹事長による講義「同友会のめざす企業づくり・地域づくり・組織づくり~同友会運動の発展のために~」に学び、その後、討論で深めました。夜の懇親会でも広浜幹事長への熱心な質疑が続きました。

 この日は、研修とは別に河谷例会委員(鹿島自動車センター取締役)による電気自動車の試乗会も行われ、最新自動車事情とエコに対する認識も深めました。

 2日目は、佐賀同友会のビジョンについてKJ法による検討を行い、あるべき姿、それをどうやって実現していくかを討議し、会員組織率10%の 782名の達成を目指す中期計画の策定の基礎を確認。最後に、広浜幹事長から佐賀同友会に熱きエールがおくられ、2日間の研修を終えました。

 研修者からは、「同友会の長い歴史の上に書かれた『同友会運動の発展のために』を精読していないことを痛感しました。今後、これをもとに真に役立つ佐賀同友会づくりに寄与していきたい」(福井代表理事)、「支部例会のレベルアップを図って会員の増強をはかっていきたい」(行徳支部長)などの感想があがりました。

 「佐賀同友会はまだまだ弱小同友会ですが、会員組織率10%を目指し活動を深めていきます。中同協はじめ各同友会の皆様のご支援ご協力をお願いします」と佐賀同友会事務局では話しています。

「中小企業家しんぶん」 2010年 11月 25日号より