同友会で何を学び、何を経営に活かすのか~米子支部10月大例会で仲間づくり【鳥取】

 鳥取同友会米子支部10月大例会が10月19日、米子全日空ホテルで開かれ、総勢80名が参加しました。

 今回の大例会は、鳥取同友会の仲間づくりを進めようと盛大に開催されました。ゲスト参加者は30名。中四国ブロックの各同友会の事務局長も、仲間づくりの支援のために集まりました。

 まず、中同協副会長の三宅昭二氏(三宅産業(株)代表取締役会長、香川同友会相談役)より、「自立型社員の育成で激変を乗り越える企業づくりを~同友会で何を学び、何を経営に活(い)かすのか~」をテーマに報告。「同友会と企業経営は不離一体。同友会では、哲学や思想を学び、本質を学ぶこと。また、経営では、具体的に数字で表し、計測化・計量化することが重要。あきらめない行動が困難を切り拓いていく」と語り、最後に「学ぶとは誠実を胸にきざむこと、教えるとは共に希望を語ること」と熱い報告がありました。初めて参加したゲストからは、「経営実践の中からの生の報告を聞き、経営者魂を感じた」などの感想がありました。

 その後、12グループに分かれて、報告を聞いての感想、会社の現状や課題、悩みなどを交流し、ゲスト参加者から大例会に参加しての感想の発表がありました。懇親会では、ゲスト参加者の中から2名が「同友会に入会させていただきます」と入会の表明があり、大変盛り上がりました。

 翌20日には、鳥取同友会の役員と中四国ブロックの事務局長が分担して、大例会に参加したゲストの方を訪問。同友会の説明とともに、同友会への入会の案内を行いました。訪問したゲスト参加者からは「同友会はいろいろな意見交流が異業種の中で話すことができて、大変勉強になった。ぜひ入会したい」などの感想がありました。

「中小企業家しんぶん」 2011年 11月 5日号より