387名過去最高会勢で支部設立【徳島】

 11月17日、徳島同友会の徳島城東支部・徳島城西支部設立総会が徳島グランヴィリオホテルで開催されました。当日は、会員や来賓、ゲストが多数出席し、総勢100名を超える盛大な設立総会となりました。今回の支部設立により、5つの支部体制となります。

 両支部の前身である徳島支部は徳島県の東部に位置する徳島市がエリアで、吉野川とその支流で囲まれた3角州に発達した人口約26万人の県都の支部。徳島市は地方の中核的都市として、産業をはじめ政治、経済、文化などさまざまな面で高い集積があります。しかし、かつて盛んだった商業は郊外の大型店舗に流れ、地場産業の木工も厳しい状況です。今まで以上に学びの場を増やし、地域に密着した活動を進めるため、徳島支部を中心市街地で東西に分割しました。

 支部設立に向けて会員増強に力を入れた結果、他支部でも増強が進み過去最高会勢の387名で迎えることができました。

 第一部総会では設立までの経緯が報告され、第1期活動方針、支部役員がそれぞれ承認されました。

 続く第2部の記念講演では、鋤柄修中同協会長が「同友会運動と自社の経営」をテーマに、経営者の覚悟と人を育てることの重要性などを講演。また、愛知での中小企業地域振興条例制定運動にも触れながら、徳島での条例制定運動にエールを送りました。

 今期、それぞれの支部の会勢目標は各90名ですが、現在城東支部88名、城西支部86名ともう一歩のところまで来ており、各支部では目標を大きく超えたいと燃えています。

「中小企業家しんぶん」 2012年 12月 25日号より