共に働き、育ち合う、その素晴らしさを広げよう!

第17回障害者問題全国交流会in神奈川 報告集発行

 昨年10月24~25日に神奈川で開催された第17回障害者問題全国交流会の報告集が発行されました。

 今回のテーマは「共に働き、育ち合う、その素晴らしさを広げよう!」。「人を生かせば会社も元気 障がい者と共に歩むという戦略」をテーマにした横浜市立大学教授の影山摩子弥氏によるデータに基づいた障害者雇用が企業に与える影響についての問題提起。

 また、「知的障害者に導かれた企業経営から皆働社会実現への提言 人間の究極の幸せを叶えられるのは中小企業です」などのテーマで行われた7つの分科会報告。

 そして、個人の責任について鋭く指摘した社会活動家の湯浅誠氏からの記念講演「全員参加型社会をめざして 多様な人たちの多様性が積極的に生かされる社会とは」を収録しています。

 今回は初めて障害者の方々がボランティアとして設営に協力、その模様の写真を収録し当日の会場の雰囲気を伝えています。多様な生き方・働き方を尊重し、企業の取り組みから目指す社会へ変えていくという熱い交流会の思いを伝える1冊となっています。

 A4判、48ページ、頒価300円。お求めは各同友会事務局まで。

「中小企業家しんぶん」 2014年 2月 5日号より