美浜支部(千葉)

新都心・幕張を擁した美浜区に新支部立ち上がる

 10月27日、政令指定都市である千葉市美浜区に千葉同友会22番目となる美浜支部が立ち上がりました。同支部は千葉市内4つ目の支部となり、昨年設立された千葉中央支部に続く設立となりました。

 美浜区は、千葉市が「新都心」として立ち上げた幕張を擁した地域であり、大型の展示施設や商業施設、球場、大手企業を中心とするオフィスビル、ホテルが立ち並びます。また、ほとんどが東京湾に面した埋め立て地であり、4年前の東日本大震災の際は、液状化などの被害があった地域です。

 休日は展示会や大型商業施設を目指して、県内外から多くの方が押し寄せます。一方では閑静な住宅街もあり、地域の暮らしを細やかに支える中小企業の役割を明確にし、それに即した企業づくりが求められる地域でもあります。

 設立総会当日は他支部からの応援もあり、100名近くの参加者で盛大に開催されました。

 冒頭に、千葉同友会を代表して登壇した宮澤代表理事より、美浜新支部設立を足掛かりに当面の目標である1700名を共にめざしていくことが呼びかけられました。

 その後、来賓の熊谷俊人・千葉市長より市としても経済活性化に力を入れている幕張新都心に新支部ができたことへの歓迎と期待が寄せられました。

 第1部の総会議事では、30代で構成された支部三役を代表して支部長の加藤孝慈氏(イノベーション不動産(株)社長)より、スローガン「本気を楽しみ、地域に元気をプラスする同友会型企業づくりに挑戦!」が力強く打ち出されました。

 第2部の記念講演では、前半に千葉同友会副代表理事でもある(株)オカムラホームの岡村大作会長より「戦略と共感」と題して、経営指針を社員とどう共有し、社員のやりがいにつなげるのかといった経営実践報告が行なわれました。

 後半では、「同友会に入って」と題して、会員でもある(有)エターナルライトの杉本夕子社長より体験報告が行なわれました。

 当日の熱気に押され、入会した人もあり、30名の会員(予定含む)で美浜支部が発足しました。ほぼ新会員で構成されていることもあり、今後、隣接する支部の支援をうけながら支部活動が行なわれます。

千葉同友会

「中小企業家しんぶん」 2015年 12月 15日号より