地域活性化は共通課題~全労連・連合と懇談【中同協】

中同協

 中同協は全国労働組合総連合(全労連)、日本労働組合総連合会(連合)との懇談会をそれぞれ東京で開催しました。

 2月4日の全労連との懇談会には、全労連から野村幸裕副議長など4名、中同協からは石渡裕政策委員長など5名が参加しました。全労連との懇談は今回が初めてとなります。

 「中小企業の現状と賃上げについての考え方」「中小企業憲章と中小企業振興基本条例推進運動」などをテーマにそれぞれから報告し、意見交換を行いました。また中同協からは「人間尊重の経営」推進の企業づくり運動について紹介しました。

 懇談の中では、全労連側から「中同協の『労使見解』の考え方に共感した」「中小企業はパートナー。ともに力を合わせて地域経済をよくしいいきたい」などの発言がありました。

 3月9日に行われた連合との意見交換会には、連合からは逢見直人事務局長など15名、中同協からは鋤柄修会長など9名が参加しました。連合との意見交換会は3回目となります。

 今回は、連合から春闘や地域フォーラムの取り組みについて、中同協から景況調査(DOR)や中小企業振興基本条例の取り組みについて報告、意見交換を行いました。

 意見交換では、地域経済活性化や公正取引、税制、エネルギーシフト、ワークライフバランスなど幅広いテーマで意見を交わし、今後も引き続き交流・連携を進めていくことを確認しました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 4月 15日号より