全国で合同入社式・新入社員研修が開催~地域を担う新入社員、社会人としての第一歩を踏み出す

 この春、各同友会では合同入社式・新入社員研修が開催されています。新入社員は新しい生活への不安と期待を胸に、社会人としての一歩を踏み出しました。今回は福島同友会の合同入社式を紹介します。

 福島同友会は3月16日の相双会場を皮切りに、いわき・郡山・会津・福島の県内5会場で合同入社式・新入社員研修を開催し、全会場合計で86社178名が参加しました。

 合同入社式は今回で30回目を迎え、各会場とも地元市長や商工会議所役員、ハローワーク所長、新入社員出身校の教師などが来賓として参加し、地域を担う新入社員の門出を祝いました。

 入社式後の新入社員研修では学校と職場の違いの認識を深め、社会人としての自覚を高め、企業人としての基本マナーを身に着けるための電話対応、マナー講習が行われました。また、会員自らが講師を務め、自身の体験なども交えながら中小企業で働くことの意義・やりがいについて講義が行われました。グループ討論やまとめのレポート記入では新入社員の熱心に取り組む姿が目立ち、将来に向けて期待の膨らむ研修となりました。

福島同友会合同入社式

「中小企業家しんぶん」 2016年 4月 15日号より