同友会運動と企業経営を不離一体として【第10回九州・沖縄ブロック支部長・支部役員研修交流会】

九州・沖縄ブロック第10回支部長・支部役員研修交流会

 5月26~27日に佐賀市で九州・沖縄ブロック第10回支部長・支部役員研修交流会が開催され、九州・沖縄ブロック8同友会・中同協、また愛媛同友会から報告者を招き、静岡同友会からも参加があり全体で153名が参加しました。

 本交流会は継続して「何のための同友会か?を追求し、企業経営と同友会運動は不離一体のものとする」をテーマに学びあっています。1日目は「支部長・支部役員の役割」について中村高明中同協副会長より問題提起の後、各同友会からの事例報告として長崎同友会から企業づくり、福岡同友会から地域づくり、沖縄同友会から同友会づくりについてそれぞれ報告がありました。グループ討論では、企業経営と同友会運動は不離一体ということについて自社や同友会・支部で、どう実践し、連携していくのかなど熱心な討論が行われました。

 2日目は、和田寿博氏(愛媛大学法文学部 教授)、米田順哉氏(NPO法人家族支援フォーラム 理事長)、鎌田哲雄氏(愛媛同友会専務理事)から「条例づくりで地域の未来を切り拓く~教育と企業づくりを軸にして」をテーマにパネルディスカッションがありました。産官学連携も条例制定運動も同友会がプロデュースしていくことが重要であり、「人を生かす経営」を実践している会員企業がかかわることが鍵であると学びました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 6月 25日号より