会勢をのばすe.doyuの自主運用【中同協情報化推進本部会議】

中同協情報化推進本部会議

 12月2日、東京同友会会議室において中同協情報化推進本部会議が開かれ、16名が参加しました。これに先立ち、1日には「e.doyu管理担当者会議」を開催。11同友会から中同協事務局を含めて18名が参加し、活用状況の意見交換を行いました。

 会議では、e.doyuの利用状況について、(株)アシスト・ワンからアクセス解析結果の報告があり、各同友会の活用状況について意見交換を行いました。e.doyuを自主的に運用している組織は会勢がのびていること、今後利用促進において地区や支部での理解を深めることが必要であると確認しました。

 その後、同友会事務局メールや全国会員データベース、ホームページなどが運用されているサーバーのクラウド化について議論。障害の多発やシステムの老朽化を受け、早急に移行作業に着手することになりました。

 最後に、個人情報保護法改正について議論し、取扱事業者範囲拡大(5000名以下への適用)など、中小企業の実情に合わない内容に対し意見書を出すこと、一方で各同友会事務局および会員に向けて、チェックリストの作成や機関紙での連載を通して啓もう活動を行うことを確認しました。

個人情報保護法改正のポイント

・個人情報取扱い5000件以下の事業者にも適用拡大
・個人情報の定義を明確化
・要配慮個人情報(病歴や信条等)の取得制限
・利用目的の変更制限緩和
・個人情報の取得の経緯確認義務化
・第三者提供に関する記録・保存の義務化
・国内で取得した個人情報は国外取扱いも同規制適用

「中小企業家しんぶん」 2016年 12月 15日号より