「限界突破」をテーマに2分科会を実施 第3回経営研究集会【鳥取】

鳥取同友会

 鳥取同友会は11月15日、鳥取市のとりぎん文化会館で、第3回経営研究集会を「『限界突破』~3つの奇跡の物語~」をテーマに会員53名、他同友会15名、来賓者10名、オブザーバー31名の計109名で開催しました。

 田村仁美・実行委員長(綜合印刷出版(株))の開会宣言で始まり、次に渡部正人代表理事((株)Mnet Corporation代表取締役)があいさつ。来賓として鳥取市経済観光部次長兼経済雇用戦略課課長の乾秀樹氏があいさつしました。基調講演は鋤柄修・中同協会長((株)エステム名誉会長)による「同友会運動と経営は不離一体だ~成功の陰に多くの失敗あり!同友会の学びをどの様に自社で実践したか~」と題して、「中小企業における労使関係の見解(労使見解)」を学び、その精神で成文化した経営指針の実践を報告。多数のオブザーバー参加者のために同友会用語ではなく、具体的な例を交えての報告は参加者にとって同友会で学んできたことを再確認でき、これからめざしていくべき方向を見事に示してもらえた講演となりました。

 その後、米子支部と女性部が担当した第1分科会は、「島の写真館が3000万から11億へ~経営計画と社員教育を武器に実現!~」と題して広島同友会の相川敏郎氏((株)スタジオアイ代表取締役会長)が、鳥取支部と青年部が担当した第2分科会は、「人が輝き成長し続ける企業に~結果の出る仕組みづくりが経営者の責任~」と題して奈良同友会の中野愛一郎氏((株)イベント21代表取締役社長)がそれぞれ報告し、グループ討論で深めました。

 分科会終了後は会場を移し、中山貴雄・鳥取県西部総合事務所所長のあいさつ、鋤柄氏の乾杯で懇親会が始まりました。行政・他団体・金融機関からの来賓者7名を含めた52名が参加しました。

 途中、オブザーバーからは入会宣言があり、計4名が入会の意思を示しました。報告者・参加者、実行委員会のメンバーの協力があり、とても有意義な1日となりました。

「中小企業家しんぶん」 2016年 12月 15日号より