【中日本ブロック2016事務局フォローアップ研修交流会】  君たちはどう生きるか 入局1~2年の局員7名が集う

中日本ブロック2016事務局フォローアップ研修交流会

 12月16日、中同協中日本ブロック事務局フォローアップ研修会が愛知同友会会議室で開催され、富山、静岡、愛知、三重からの入局1年目4名、2年目3名の新事務局員やアドバイザーの事務局長などを合わせ13名が参加しました。

 午前中は愛知同友会顧問でスギ製菓(株)会長の杉浦三代枝氏から、「私の経営者人生~45年を振り返って」をテーマに、創業時から今日に至るまでの経営者として大事にしている思いなどについて報告がありました。

 質疑応答では、人材確保や企業ビジョン作成、理念の考え方など時間いっぱいまで杉浦氏に問いかけがありました。また、同席していた同社の社員からの発言もあり、社長の思いが社内で伝わっている様子を肌で感じる機会となりました。

「経営者の生きざまにかかわれる仕事」

 午後からは、「私と同友会~苦悩を突き抜け歓喜にいたれ」と題して、愛知同友会事務局長の多田直之氏から報告がありました。失敗しながらも試行錯誤してつくり上げた経営フォーラム、リーマンショックが起こった際に開かれた緊急学習会での会員からの一言に感銘を受けたことなどが語られました。

 「事務局員の仕事は、経営者の生きざまにかかわれる仕事」と熱く語る多田氏の報告は、これからめざしていくべき事務局員としての姿勢を示すものとなりました。

先輩局員から「激励の手紙」

 その後、入局1年目と2年目ごとのグループに分かれ、現在の感じている課題について討論を行ないました。同期としての悩みや課題解決に向けて実践していることなど、話は尽きませんでした。

 また、先輩事務局員から各自への「激励の手紙」を読み、期待されていることと現状の認識を改め、事務局員としてさらに成長できるよう決意を固める機会となりました。

 参加者からは、「なかなか普段相談できない悩みや心配事を他県の同友会の実践事例などを踏まえて聞くことができた」「同期のみんなで支え合って、より良い同友会、より良い事務局員になりたい」などの感想も寄せられていました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 2月 5日号より