期待に応える会員拡大と例会の充実を~信金協会および県下4信金と覚書締結【佐賀】

 5月11日、佐賀市の佐嘉神社記念館において佐賀同友会と佐賀県信用金庫協会および佐賀県下4信用金庫(佐賀信用金庫・唐津信用金庫・伊万里信用金庫・九州ひぜん信用金庫)と「中小企業支援に関する覚書」の調印を行いました。

 昨年10月、福岡同友会と県内8信用金庫が覚書を締結し、それを記念した行事に佐賀県内の信用金庫理事長が参加したことがきっかけとなり、佐賀の地でも共通した理念のもと、地域を発展させるパートナーとしての期待から12月には覚書締結に向けて動き始めました。

 当日は調印式、懇談を行った後にマスコミ各社への記者会見、そして谷田政行代表理事、福井秀平代表理事、全信用金庫の理事長と佐賀県知事、県経済局長を表敬訪問し、今後の中小企業施策や支援について懇談を行いました。

 今後は相互に、情報提供、相談の対応、研修などの参加、共同事業や支援策の共同活用を推進するほか、会員・顧客の優遇制度、経済動向に関する共同研修、情報交換が行われることになり、まずは各例会、経営指針作成などの行事に参加することになりました。

 調印式で谷田代表理事は、会員拡大と例会の充実を宣言。佐賀県の発展には、地元中小企業の存在が欠かせません。地域からの期待はますます高まっています。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 15日号より