職業能力開発大学校との「包括的連携に関する協定書」に調印【香川】

同友会としては初めて

 5月23日、四国職業能力開発大学校(丸亀市)にて四国職業能力開発大学校と香川同友会の包括的連携に関する協定書が交わされ、調印式が行われました。同友会としては全国で初めてとなります。

 調印式には、四国職業能力開発大学校、丸亀市産業文化部、香川同友会より計10名が参加しました。

 本協定の契機は、丸亀市中小企業振興基本条例制定(2011年4月施行)から発足した「丸亀市産業振興推進会議」。委員を務める四国職業能力開発大学校と香川同友会の代表者が、「地域活性を推進する中で連携し取り組めることがあるのではないか」と双方の課題や今後の展望を語り合う中で、特に人材育成や人材確保、技術開発などの面で相互交流のメリットを確信し、両機関に持ち帰りました。その後内容を議論し、発案から約半年で調印式を迎えました。

 具体的な取り組みはこれからですが、香川同友会第42期地域づくりの方針である「地域をともに元気にする立場で他団体・行政・教育・金融・報道機関と連携を広げよう」の実現に向けて大きな一歩を踏み出しました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 6月 25日号より