【5万名会員達成にむけて】2017組織強化・会員増強全国交流会を開催

 10月5~6日に東京で2017組織強化・会員増強全国交流会が開催され、42同友会と中同協から192名が参加しました。

2017組織強化・会員増強全国交流会

 最初に、主催者を代表して広浜泰久・中同協会長より中同協第49回定時総会での50周年(2019年)5万名会員達成に向けたアピールを紹介し、5万名達成への契機としたいとあいさつがありました。

 1日目は、福島同友会の2000名達成と2016年度純増数全国一位の郡山地区の取り組みを藤原賢1・福島同友会常任理事(県中県南エリア長・前郡山地区会長)より、また沖縄同友会の1200名を達成した会員増強の取り組みを仲地治・沖縄同友会副代表理事より実践報告がありました。

 続いて、「組織強化と活性化を」をテーマに田中信吾・中同協副会長(兵庫同友会代表理事)より「自らの学びの場をつくるため、そして地域から認められる、必要とされる、あてにされる同友会をつくるために数は必要。事務局員にも夢と希望がもてる同友会にしなくていけない」と問題提起がありました。

 2日目は、「学びと気づきの場を皆で作ろう~青年部会の組織活性化~」をテーマに小林寛樹・奈良同友会理事(青年部会直前幹事長)から、また福岡同友会福友支部の「15年以上も毎月連続増強続ける福友支部の取り組み」について、山田秀樹・福岡地区副幹事長(福友支部相談役)より実践報告がありました。

 続いて、山城真一・中同協副会長(徳島同友会代表理事)より「同友会型企業を地域に増やし、さらなる組織強化を」をテーマに、無理な増強をせず根拠ある増強目標をもち連続増強を進めること、経営指針や「労使見解」にこだわった文化をつくること、そして大切な安定した事務局と「労使見解」を真摯に学ぶ役員が一体となった同友会が重要と問題提起がありました。

 最後に中山英敬・中同協幹事長よりまとめがあり、自主性を尊重すること、事務局との信頼関係を築き誇りのもてる労働環境をつくることなどを強調、若い力を育て次代のリーダーを育成し組織の活性化を図りましょうと呼びかけました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 10月 25日号より