沖縄同友会30周年「人を生かす経営」の総合実践!

30年の歴史を基礎にさらなる飛躍へ

沖縄同友会30周年記念講演・式典・パーティー

 10月3日、沖縄同友会は創立30周年を迎え、第28回経営研究集会と併せて、30周年記念講演・式典・パーティーをラグナガーデンホテルにて開催。ゲスト参加や金融関係、来賓など全体で493名が参加しました。

 経営研究集会はラグナガーデンホテル、コンベンションセンターと見学分科会会場で、7つの分科会を行いました。

 その後、ラグナガーデンホテルでの記念講演では、中同協相談役幹事の鋤柄修氏が、「人を生かす経営の総合実践!~地域を元気にした中小企業家に学ぶ~」をテーマに講演。鋤柄氏は自身の経営体験報告で不離一体シートを紹介しながら、「労使見解」を土台にした「人を生かす経営」の実践を話しました。また60年の歴史からなる同友会運動の果たしてきた役割と成果、またこれからの展望を含めて熱く語りました。

 記念式典では、沖縄総合事務局の能登靖局長と翁長雄志沖縄県知事(代読:伊集直哉産業雇用統括官)、中同協の広浜泰久会長らが来賓あいさつ。その後、在籍20年以上の会員企業107社の表彰と、さらに20周年以降の代表理事功労表彰が行われました。また、10年間代表理事を努めた糸数久美子氏は特別代表理事功労として表彰されました。あいさつで糸数氏は「多くの方に支えらたこれまでを本当に感謝しています」と30年を振り返りました。また、最後に創立総会で記念講師を務めた中同協の田山謙堂顧問が祝辞を述べました。

 記念パーティーは、千葉、福岡、長崎、鹿児島の各同友会からと、来賓47名を含めた233名が参加。パーティーは、沖縄経済団体会議を代表して、工業連合会の呉屋守章会長と沖縄金融開発公庫の川上好久理事長の来賓あいさつのあと、日本銀行の松本孝1支店長の乾杯でスタートし、沖縄芸能の舞台を楽しむ、和やかな懇親の場となりました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 10月 25日号より