労使見解に基づく企業づくり実践の先頭に立とう~福島で中同協役員研修会

中同協役員研修会in福島

 10月26~27日、福島で第30回中同協役員研修会が開かれ、11同友会と中同協から58名が参加しました。

 第1講は広浜泰久・中同協会長が「同友会役員の役割は、学び実践する姿を示すこと」をテーマに、自身の経営実践をもとに「同友会理念」と「労使見解」について解説し、役員は「労使見解」に学び実践し、企業づくりの成果を示すことで、同友会づくり、地域づくりの先頭に立とうと呼びかけました。

 第2講は鋤柄修・中同協相談役幹事が「同友会の歴史と理念から何を学び、経営と運動に生かすか」をテーマに、同友会運動と自社の経営を両輪で実践したからこそ、リーダーとして成長してきた自身の道のりを報告し、真のリーダーへの自己変革を訴えかけました。

 第3講は中山英敬・中同協幹事長が「『労使見解』に基づく企業づくりに取り組み、『人を生かす経営』の輪を地域に広げよう」をテーマに、「労使見解」に学び、経営指針を核にした自社の経営実践とその中での自身と社員と経営の成長を報告し、若者を地域に残す地域の課題解決のためにも、地域に同友会を広げようと訴えました。

 2日間のグループ討論を通して、「労使見解」に基づく企業づくりの実践で、自社と同友会の語り部となり、地域に仲間を増やすことで地域を元気にする決意を確認しあいました。

「中小企業家しんぶん」 2017年 11月 15日号より