高松信用金庫と連携強化 「覚書」を調印【香川】

 12月15日、香川同友会と高松信用金庫(香川県内全域31店舗)は「中小企業等包括的支援に関する覚書」を取り交わし、調印式が行われました。

 今回の覚書は、両者の地域における情報および企業支援に関する取り組みを連携・協力して推進し、香川同友会会員の発展ならびに地域の発展に貢献することを目的としています。

 高松信用金庫の理事長をはじめ職員が、これまでも香川経営研究集会や憲章セミナーなど香川同友会が主催する行事に参加することが多々あり、会員とともに学ぶ機会が多くありました。今回の連携内容には、「相互の研修会および各種セミナー等への参加及び講師派遣等」や、「地域の経済情勢、動向などに関する情報交換」などの項目が盛り込まれており、さらに強固な関係となることを確信しています。

 当日、高松信用金庫の蓮井明博理事長からは、「これまで何年も同友会の行事に参加させて頂く中で、会員企業の経営や地域に対する思いの強さをひしひしと感じてきた。香川同友会だけでなく、全国の同友会運動は、信用金庫と理念が同じだと感じており、これからも、中小企業と地域の発展のために動いていきたい」という言葉がありました。 香川同友会としても、毎年実施している独自の景況調査や中小企業の生の声・実態の情報をオープンにしながら、共に地域を盛り上げるための取り組みをしていく予定です。

「中小企業家しんぶん」 2018年 1月 15日号より