就業規則の整備は企業づくりの基本【中同協共同求人委員会】

 1月26日、中同協共同求人委員会が東京で開かれ、22同友会・中同協から44名が参加しました。

 最初に小暮恭一・中同協共同求人委員長より、2017年度の活動の総括と課題、今後の共同求人活動のあり方について問題提起がありました。

 今年度の採用活動は中小企業にとって大変厳しい状況ではありましたが、2018年度に向け、経営者は大学や学生に中小企業の社会的価値や意義を知らせることが重要であり、就業規則の整備が企業づくりの基本であること。共同求人活動に参加する企業は就業規則の整備を徹底することを提起しました。

 その後は、各地の活動交流を通しての課題共有と2019年度全国5万名を達成するために共同求人委員会の立場からどのような取り組みをすすめるかをテーマにグループ討論を行いました。

 審議事項では、Jobwayの改修の確認や次年度予算について承認。また、スマートフォンで学生と企業のマッチングができるアプリ「J活(仮)」の提案があり、今後開発をすすめていくことを確認しました。

 今年度、改訂をすすめていた「私たちの考えるインターンシップ」が完成版として承認されました。

 共同求人活動をするということは、よい会社づくりをするということ。その理念を多くの会員に伝えることが大切であるということを確認して閉会しました。

 次回の委員会は9月14日、「第6回人を生かす経営全国交流会」終了後に行います。

「中小企業家しんぶん」 2018年 2月 15日号より