5分間で支部ごとにプレゼンテーション~新春賀詞交歓会開催【新潟】

 過去最強クラスの寒波が日本海側を襲来した1月25日。初の試みとなる『I Love My支部~思いっきり自慢しちゃうぞ10支部プレゼン大会!~』をメイン企画に、毎年恒例の新春賀詞交歓会を、三条の地で開催しました。樋口由賀利実行委員長((有)エムズグラフィック代表取締役社長/新潟同友会理事・三条支部副支部長)は、「新潟同友会は10支部ありますが、所属支部以外がどんな支部なのか、どんな特色があり、どんな活動をしているのか、意外と知らないのではないでしょうか?『うちの支部はここがすごい!』『うちの支部はこんな活動をし成果をあげている!』など、5分間で自由にプレゼンしていただきます」と理事会で訴えました。三条支部会員からなる実行委員会では、経営者として試行錯誤して来られたのも、三条支部の皆さんとの日々の活動があったからであり、新潟同友会が現在取り組んでいる組織強化700プロジェクト活動の土台は、身近な支部会員同士がしっかりつながっていることが重要と話し合いました。

 また、各支部で同友会全体の活動にかかわっていく会員を育て、輩出していくことこそが、根っこの張った強い新潟同友会に発展させる確実な道とプレゼン準備と発表を、その機会としたいと企画意図を明確にし、理事会や各支部例会などで丁寧に説明を重ね、準備を進めました。

 当日は、降積雪・交通状況を確認し開催を改めて決定。138名が一堂に会し、新年のあいさつを交わしました。10支部プレゼン大会は、寸劇あり、歌ありで大盛り上がり。船の欠航により、前日夜に急遽編集し直した動画をメインに使った佐渡支部が圧倒的多数の投票を得て1位に輝きました。

 開催後、各支部では、「いろいろな支部の良いところを知ることができた」「準備にかかわる中で、会員同士の団結につながった」「改めて自分の支部が好きになった」などの感想が寄せられています。現在、策定中のビジョン2022発表にむけ、「何のための同友会なのか?」を考える機会にもなり、未来を切り拓くために新しいことにもチャレンジしていこうという機運が高まっています。

「中小企業家しんぶん」 2018年 2月 25日号より